CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)
WordPressはCMSシェア1位
このWebサイトは、WordPressというCMSで作成
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、Webサイトが運営できるようになる便利な管理システム
専門知識がなくても、簡単にホームページを作成し、更新したりできる
そのCMSの中で、WordPressはダントツでシェア1位
Webテクノロジーの使用に関する情報を収集・統計データを公開している「W3Techs」によれば、WordPress は全Webサイトの43.0%で使用、コンテンツ管理システムの市場シェアは 64.3% (W3Techs.com、2022年10月27日)
ですが、WordPressでWebサイトを運営することは、多少の知識が必要
実際にトラブルに対応したり、思い通りのカスタマイズするために、コードを書く場面あり
面倒なことはいやです
もっと簡単にWebサイト運営する方法はないの?
WordPressより、お手軽なCMSはあるの?
簡単に運営できるCMS、ありますよ!
今回は「WordPress以外のCMS」そんなテーマで解説
WordPress以外のCMS
シェア2位「Shopify」、3位「Wix」
「W3Techs」によれば、CMSのシェアは下記の通り
位 | CMS | 全Webサイト(CMS以外含む)のシェア | CMS内のシェア |
1 | WordPress | 43.0% | 64.3% |
2 | Shopify | 4.1% | 6.1% |
3 | Wix | 2.3% | 3.4% |
(出典:W3Techs.com、2022年10月27日)
今まで、CMSはWordPress以外の使ったことがなかった
WordPress以外のCMSは、どんな感じなのか?
以前から、ちょっと興味があったのだ
今回、管理運営が簡単なWebサイトを作成する機会を頂いたので、実際に作ってみた感想をご報告!
簡単に完成するCMS「Wix」
作成予定のWebサイトの条件
- 予算がないので、無料で作成できる
- 手間なく短時間で完成
- パッと見、いい感じでおしゃれな仕上がり
- 無料会員が使用できるデータ容量は500MB
- サイトを管理する担当者は、Webの知識なしでも運営可能
簡単に作成・運営・管理できるCMS
作成・更新・管理する担当者が、Webの知識なしでも運営OKなCMS
- ノーコードで作成できる
- サーバー側の管理が不要
- セキュリティの心配不要
- 無料でWebサイト運営可能
「Wix」(ウィックス)
「Wix」(ウィックス)はどんな会社のサービス?
「Wix」(ウィックス)とは、クラウド型CMSのサービス
登録ユーザーは、世界 190 カ国で 1 億5,000万人以上
日本語を含む 17 言語を対応
2012 年、Wix 日本語版をリリース
日本法人「Wix.com Japan株式会社」東京に設立
(2022年10月現在)
「Wix」(ウィックス)でWebサイトを作ってみた
CMS「Wix」を使って、Webサイト作成を試してみることにしました
で、作成した「参考Webサイト」がこれ ↓↓
CMS「Wix」で、Webサイト作成するのは初めてなので、チュートリアル参照しながら作成スタート!!
WordPressでWebサイトを作成するより、ずっと短時間、手間も少なく完成
しかも、参考サイトを見ていただければわかると思いますが、とてもモダンでおしゃれな感じな仕上がり
テンプレートの種類が多いので、自分でお好みのWebサイトを作ることができます。
ちょっとしたホームページなら、「Wix」を使って、簡単にサイト作成できると感じました
慣れれば、チャチャっと完成する手軽さ
しかも、この参考サイトは無料で運営できている
皆さん、驚き!ですよね~
「Wix」(ウィックス)の特徴
「Wix」(ウィックス)のメリット
- テンプレートを800点以上無料提供
- プログラミングの知識不要
- サーバーの管理・手続き不要
- セキュリティ、バージョンアップの心配不要
「Wix」側で管理してくれている - 業種ごとに、多彩で豊富なテンプレートが使える
- かっこいいエフェクトが簡単に設定できる
参考サイトを見て下さい
ファーストビューで、ファっと写真やテキストが表示、これがエフェクト
ちょっとした設定で簡単に設定できる
コード書かないでここまでできるのは凄い!エフェクトって何ですか?
Maruサイトをスクロールすると、写真や文字が
フワッと表示されたり、
文字や画像が、横からスーッと移動してきたり、
動きのあるサイトが作れる技術だよ - 「Wix」で無料使用できる素材が豊富
おしゃれなWixフリー写真、Wixフリーイラスト、動画や音楽ファイルなど、無料で使える素材が豊富
参考サイトのファーストビュー動画は、「Wix」で用意してくれている素材
おそらく、用意されている写真や動画素材は、「Wix」用に最適化されていると思われる。動画でも著しく重いと感じることはなかった。 - 無料プランで、アクセス解析ツールが使用できる
「Googleアナリティクス」ほど高機能ではない
でも、「Googleアナリティクス」を設定し、使いこなすには、かなりの知識が必要
だから、面倒な設定作業なく、簡単であるがアクセス解析データが確認できれば、初心者には十分だと思う。
「Wix」(ウィックス)のデメリット
- 無料プランでは、独自ドメインで運用できない
独自ドメインを取得するためには、有料プランに変更する必要あり - 無料プランでSEO効果は低い
効果的なSEO対策を実施するには、有料プランにする必要あり - Twitterなど、SNSの埋め込みは、無料プランでは表示できない
SNSで集客するためには、有料プランへ移行が必要 - 選択したテンプレートの変更は不可
サイトのデザインの変更や、デザインの微調整、カスタマイズできないので、拡張性や自由度は低い。 - 使用できるデータ容量が小さい
サイト全体の使用データ量が少ない、宣伝・告知用のWebサイトに適している。
ブログのように、ページ数がどんどん増えていくサイトには適していない。
有料プラン・ベーシックにアップグレードすれば、3TBまで使用可能とのこと(2023年1月現在) - 「モバイル対応している」ということでしたが、私が実際に作成したサイトをモバイル表示してみると、微妙に崩れていました(2022年7月現在)
確かに、PC表示では複数カラムが、モバイル表示対応で1カラムになるなど、モバイル対応できています。
しかし、よく見ると、ブロックやボタンの位置などずれていて、細かな調整が必要
これって、結構手間がかかる作業なんですよね~
今後、改善に期待したいです。 - サイトで使用したストレージ量や、使用可能な残りのストレージ量を確認することはできない(2023年1月現在)
モバイル対応は、WordPressの方がきっちりモバイル表示できていますね。
「Wix」(ウィックス)無料版 でWebサイトを運用したSEO効果をご報告
参考サイトは2022年6月下旬に公開
公開して6ヶ月経過(2022年12月)
無料版で、SEO効果はどの程度あるのか?
- 独自ドメインなし、wixsiteサブドメイン(https://〇〇.wixsite.com/)で運用
- ポスターや配布チラシにQRコード印刷し、ダイレクト流入の集客施策実施
- メタディスクリプション、メタワードを設定(無料版で施策できる)
- 行政関連の被リンク2件
上記の条件でWebサイト運用し、ワード検索した結果(2022年12月現在)
- 「Google Chrome」の検索には表示されず
- 「Microsoft bing」 には検索1位で表示
こんなおもしろい結果になりました
「Google Chrome」の場合、ページネーションをクリック、クリック繰り返し探しても、下位表示にすら見つけることができませんでした
アルゴリズムが違うと、こんなに違うんですね~
正直、ビックリです
行政関連の被リンクは、SEO効果強いはずですが「無料版・サブドメインでは認めない!」というのが「Google Chrome」先生のスタンスみたいです
今後、各検索エンジンが採用しているアルゴリズムがバージョンアップ・変更になれば、検索表示される内容は変わっていくと予想できます
運営するWebサイトにSEO効果が必要な場合、より戦略的で確実なサイト運営が重要だと感じました。
公開して10ヶ月経過(2023年4月)
やっと、「Google Chrome」にて、ワード検索で検索1位になりました。
行政機関の被リンクはSEOの効果強いですが、上位表示に定着するには1年近く必要だったとの結果です。
やっぱり、WordPressの方がSEOの効果は強いと感じました。
まとめ:WordPress と Wix どっちを使えばいいの?
- しっかり、Webサイトを作るならやっぱり WordPress がおすすめ
- 簡単お手軽にWebサイトを運営したい! なら Wix
- Wixは、サイト制作の工程が少なく、短期間で公開できる
- サーバー管理は、自信がない、不安、やりたくないなぁ…と感じているならWix
- しっかりSEO対策したいなら WordPress が効果的
Webサイトの使用目的によって、使い分けましょう♫