ブロックウィジェットを従来のウィジェットへ戻す方法

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WordPress5.8のアップデートでウィジェット大変身!?

2021年7月20日 WordPress5.8リリースで、大幅に使い勝手が変わりました。特にウィジェット。ブロックウィジェットが標準になり、話題になっていますね

でも、ブロックウィジェットは、まだまだ開発途中のようです

テーマ開発側も、様子を見ている感じで、対応には時間が必要とのこと

他のテーマでもそうしているところが多いように、CocoonテーマもWordPress5.8のブロックウィジェットエディターの使用は見送ろうと思います。
(テーマCocoon開発:わいひらさまコメント2021年7月19日)


https://wp-cocoon.com/community/postid/53534/

当ブログも使用させていただいているテーマCocoonは、WordPress5.8のアップデートによるブロックウェジットにまだ非対応(2021年9月現在)。

WordPress5.8へアップデートしましたが、テーマの非対応でウィジェット画面には変化なく、今まで通り従来のウェジットが使用できます。

追記:2021年9月17日
テーマCocoon公式よりブロックウェジットについて、記載を見つけました。ご参考下さい。

Cocoonではデフォルトで「ブロックウィジェット」を無効にしてあります。
https://wp-cocoon.com/not-recommended-plugins/

 

♦ うっかり、WordPress5.8アップデートしてしまったけど、従来ウィジェットを使いたい
♦ WordPressをダウングレードして元の使用に戻したい

テーマやプラグインが、ブロックウィジェットの対応固まるまで、従来ウィジェットを使用していこうと考えている方に向けての解説になります。

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WordPressウィジェットの役割

ブログ運営者は、サイト訪問者が読みたいページを簡単に見つけることができるようにするために

・見た目が工夫されて、操作方法がわかりやすい
・情報が整理されて使い勝手が良い
・ユーザーの欲しい情報を、適格に呼び出すことができる

上記がウィジェットをブログに設置する目的です。つまり、グラフィカルユーザインタフェース。

Maru
Maru

WordPressウィジェットは、サイト訪問者が欲しい情報まで簡単に到達できるようにする気配りツールだよ
ウィジェットパーツを組み合わせて、便利なツールを作ろう!

ウィジェットの使い方

ウィジェットの役割はわかったよ。
では、具体的にどんなふうにウィジェットを使えばいいのかな?

テーマによって使用できるウィジェットは異なる

使っているテーマによって、表示の違いはありますが、基本的なウィジェットパーツは同じ。ドラッグ&ドロップで使いたいウィジェットを表示させたいウィジェットエリアまで移動して設置できます。

テーマCocoonのウィジェット(2021年9月現在)

他のテーマと比較して、Cocoonはデフォルトで用意されているウィジェットパーツがとても多く、この点もCocoonが超便利なポイント

ダッシュボード画面左サイドバー
》 外観
》 ウィジェット  をクリック
ウィジェット画面に入ります。
widget-category-menu
 使用できるウィジェットパーツのリスト
 ウィジェットを表示したい場所を指定(ウィジェットエリア)
使用したいウィジェットパーツを、にある表示させたい場所までドラッグ&ドロップ
ウィジェットエリアの各項目右横の▼をクリックすると、▲に表示が変わり畳んであった内容が展開されます。
例:上図の「ウェジット設定画面」で、ウェジットを設定してみました
設定したいウィジェットパーツ 「検索」「最近の投稿」「最近のコメント」を、ウェジットエリア  サイドバーにドラッグ&ドロップすると、上図のよう表示になります。
これで、ユーザーにブログを読むための便利なツールを設置できました

従来のウィジェットへ戻す方法

ブロックウェジット

WordPress5.8では、ウィジェット設定画面が投稿や固定ページのようなブロック様式に変更。

WordPressデフォルトテーマ「Twenty Twenty-One」をテーマ設定していると、ウェジット画面は以下のような表示

widget-category-menu

プラグインで従来のウィジェット設定画面スタイルに戻すことができます。

方法は2つ
・プラグイン「Classic Widgets」
・プラグイン「WP Downgrade|Specific Core Version

どちらもプラグインを有効化するだけで簡単に使用できるので、心配不要です。

 

【Classic Widgets】ブロックウィジェットを元のウェジットに戻す方法

プラグイン「Classic Widgets」を有効化すると、今までのウィジェット設定画面スタイルに戻すことができます。

ダッシュボード左サイドバー 》 プラグイン  》 新規追加  をクリック
「プラグインを追加」画面に入ります。wp-plugin-Classic-Widgets
検索ボックスに「Classic Widgets」と入力  》
アイコン「Classic Widgets」が表示  》
「今すぐインストール」をクリック
インストールが完了したら
有効化  をクリック
従来のウェジット画面に戻っているか確認してみましょう。
ダッシュボード左サイドバー 》 外観 》 ウェジット  をクリック
ウェジット画面に入ります。従来のウェジット画面に戻っていれば完了です。
Maru
Maru

プラグイン「Classic Widgets」のサポートはが2022年までとのこと
将来的には、徐々にブロックウェジットに慣れていく必要があるかもしれません

【WP Downgrade|Specific Core Version】WordPress5.7.2へダウングレード

Maru
Maru

注意!!
ファイルを書き換えるので、事前にバックアップをとってから作業して下さい。失敗するとサイトを復元できなくなります!

プラグイン「WP Downgrade|Specific Core Version」を有効化すると「WordPress5.8」をバージョンアップする前の「WordPress5.7.2」に戻すことができます。

ダッシュボード左サイドバー
》 プラグイン
》 新規追加  をクリック
「プラグインを追加」画面に入ります。
wordpress-downgrade-plugin
検索ボックスに「WP Downgrade|Specific Core Version」と入力  》
アイコン「WP Downgrade|Specific Core Version」が表示  》
「今すぐインストール」をクリック
インストールが完了したら
有効化  をクリック
プラグイン画面に入ります。
wordpress-downgrade-plugin
settings をクリック

「WP Downgrade Options」画面に入ります。

wordpress-downgrade-plugin

WordPressターゲットバージョンを書き換え
「5.8」 → 「5.7.2」
「WP全リリース」をクリックすると、WordPressのリリースが確認できます。
 変更を保存  をクリック
オレンジ色の四角枠で「本体(コア)のアップ/ダウングレード」が表示
wordpress-downgrade-plugin
ダウングレードしたいバージョン(WordPress5.7.2)になっているか確認、間違いなければ
本体(コア)のアップ/ダウングレード をクリック
「WordPressの更新」画面に入ります。
wordpress-downgrade-plugin
バージョン5.7.2-jaを再インストール をクリック
「WordPress5.7.2」バージョン画面が表示
wordpress-downgrade-plugin
これで、ダウングレードは完了です。

まとめ

WordPress5.8ブロックウィジェットは、まだまだ開発途中のようで未完成みたいです。Gutenbergブロックエディター同様に、仕様の変更も予想されます。ブロックウェジットとプラグインとの相性によっては、エラーになっているケースの報告も読みました。まだ、ブロックウィジェットを使うには時期尚早な様子です。当分は便利なプラグインで対応していく方法で、ベターだと思います。

WordPress開発者の方々が、幅広く便利な機能を追求した結果だと感じています。WordPress5.9リリースは2021年12月頃、RC版は11月の見込みとの事。今後のバージョンアップに期待したいですね。