「Google アナリティクス」ってどうしても必要なの?
設定方法や使い方が、よくわからなくて困ってます
「Google アナリティクス」を設置しなくても、Webサイトを作ることはできる
でも、「Google アナリティクス」を使えば、いいWebサイト作りに役立つよ
初心者でもわかりやすく解説するね
- 「Google アナリティクス」が難しそうでよくわからない
- 「Google アナリティクス」のわかりやすく解説してほしい
- 「Google アナリティクス」を設置するなら、おすすめの方法は?
Google アナリティクス とは
Googleが、無料で提供してくれるWebアクセス解析ツール
(大規模サイトには、大量のデータ分析できる有料版「アナリティクス360」もあります)
サイト訪問者の意図を理解するため、アクセス数や訪問者の動向をデータ化し、ユーザーニーズを分析
分析結果をもとに、ユーザビリティーの高いWebサイト運営・改善を目標としています。
自分のサイトに訪問してくれた人たちについて、アナリティクスはいろいろなことを教えてくれるよ
- 何人の訪問者がサイトに訪問してくれたのか
- どんな検索エンジンを使って訪問したのか
- 使っているデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン)
- 性別、年齢層
- 訪問者がアクセスしている地域
- どんな記事を、何ページ読んでくれたのか、ページ滞在時間などなど・・・
数あるアクセス解析ツールのなかで、Google アナリティクス は、最も知名度が高く、かつ導入しているサイトが多い
プロが使うほど高機能ツールなので、使いこなすには、ある程度の学習が必要になります。
とはいえ「Googleアナリティクス の基本的な機能を見ながら、必要に応じていろいろ試してみる」というスタンスで使ってみましょう!
使ってみないと理解が進みません
Google アナリティクス の歴史
ではでは、アナリティクスの歴史を学んでみましょう
かなりざっくりとした流れですが、この流れを頭に入れておくと「Googleアナリティクス」 の理解がすすむと思います
アメリカWeb解析ソリューションプロバイダー会社 UrchinSoftwareCorp がWeb統計分析プログラム「Urchin」を開発
当時「Urchin」は有料のソフトウェアでした
- 2005年
Google が UrchinSoftwareCorp を買収
Web統計分析プログラム「Urchin」の技術をもとに「Googleアナリティクス」を開発 - 2013年
無料で「ユニバーサルアナリティクス(UA)」リリース - 2020年
無料で、次世代の Google アナリティクス「Googleアナリティクス4(GA4)」リリース
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」と「Googleアナリティクス4(GA4)」
両方を同時に設定可能
なぜ「Googleアナリティクス4(GA4)」が登場したのか?
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」はとても高機能です
しかし、時代の変化によって分析できない事象が増加
そんな新しい問題を解決するために「Googleアナリティクス4(GA4)」は、新機能や指標を搭載して登場
個人情報保護強化(プライバシーファースト)に対応しなければいけない
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」はCookieを使ってデータを収集
Cookie(クッキー)には、どんなWebサイトにアクセスしたか、アクセスした日時、アクセス回数など、いろいろな内容が記録されている
Cookie(クッキー)を有効にしてえおけば、とても便利
ユーザーは、例えば、一度アクセスしたWebサイトに再度IDとパスワードを入力しないでアクセスできるようになる
Webサイト側でも、Cookie(クッキー)を使って、ユーザーの関心や行動、買い物の履歴などなど、Cookie(クッキー)使ってアクセス解析、Webマーケティングを行うことができる
しかし、個人情報保護の観点から、時代はCookie(クッキー)の取得を制限するように変化
Cookie(クッキー)によるアクセスデータ収集ができなくなってきています
世界シェア1位のブラウザGoogle Chromeでも、Cookieを利用しない方針を宣言
「一人ひとりの利用者への対応、個人情報の保護、そして機器間連携の強化が柱となる」
2021年5月18日 Google 開発者会議
新OS「アンドロイド12」について説明:Google サミール・サマット副社長
従って、今後「ユニバーサルアナリティクス(UA)」は、取得できるデータ量が減少
取得できるデータが欠落した不完全データだから、「ユニバーサルアナリティクス(UA)」は正確なアクセス解析が難しくなっていきます
「Googleアナリティクス4(GA4)」のアクセス解析
「Googleアナリティクス4(GA4)」は、新しいアプローチでアクセス解析
Webを閲覧している時にCookieを取得せず、Cookieに頼らない計測で個人情報を保護
機械学習(AI)を導入、ビッグデータより傾向を予測
- ユーザーの過去の行動履歴から未来の行動を予測
- データに特筆する傾向が表れたり、急速に需要が高まる製品があった場合は自動で通知
- 7日以内に商品の購入可能性あるユーザーを予測
- 今後サイトを訪問しないユーザーを予測
ユーザー行動の変化・多様化
パソコン、スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスをまたがって使用するユーザーの増加
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」では、パソコンでアクセスで1ユーザー、他のデバイスでアクセスで1ユーザー、合計2ユーザーのアクセスとカウント
「Googleアナリティクス4(GA4)」なら、1ユーザーが複数のデバイスでアクセスしても、正確に1ユーザーとして計測できる
Webサイト と Webアプリ を横断したユーザーの増加
Webサイトで閲覧して欲しい商品を見つけ、その後Webアプリで購入
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」は、Webサイトのみ対応
「Googleアナリティクス4(GA4)」では、WebサイトとWebアプリに対応
WebサイトとWebアプリをまたいだり、プラットフォームをまたいだ一連のユーザー行動を、正確に1ユーザーとカウントできる
最初は「Googleアナリティクス」がよくわからないと思います。私も最初はよくわかりませんでした。
いろいろクリックしてみて「こんな事わかるのねー」て感じで使っています
まずは「Googleアナリティクス」設置してみよう!
おすすめの「Google アナリティクス」設置方法
「Googleアナリティクス4(GA4)」は、現在も新機能をリリースし続けています
まだまだ開発途中の様子ですね
参考資料:https://support.google.com 新機能-アナリティクス リリースノート
今は「ユニバーサルアナリティクス(UA)」から「Googleアナリティクス4(GA4)」へ移行している真っ最中って感じだね
現時点では、旧アナリティクスと新アナリティクスの両方が使えて
「Googleアナリティクス4(GA4)」は新機能追加でどんどん変身中
アナリティクス情報もあちらこちらで新旧混ざって錯綜してる
「Googleアナリティクス」は、こんな状態なので、みんな混乱するんだよね~
おすすめの「Googleアナリティクス」設置方法
- 初めてアナリティクスを設置する場合は
メインを「Googleアナリティクス4(GA4)」
補助的に「ユニバーサルアナリティクス(UA)」
両方を設置することをおすすめします - 既に「ユニバーサルアナリティクス(UA)」を設置済みの場合は、
「Googleアナリティクス4(GA4)」
を追加設置することをおすすめします
「ユニバーサルアナリティクス(UA)」から「Googleアナリティクス4(GA4)」へ過去データの移動はできません。
今から「Googleアナリティクス4(GA4)」を設置しておけばデータが蓄積されるので、本格運用の時にすぐにデータ分析できるようになる
だから、UAとGA4両方設置がおすすめだよ
次は、おすすめの「Googleアナリティクス」設置方法を初心者向けにわかりやすく解説するね